硯 箱 の 筆

筆の進むままに

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ぞうきん

新学期には持たせないと。

ぎりぎり今日持たせる分はありました。
今日は夏休み明けに持たせる分と思って昼間にミシンで雑巾作成。
ダガダガダガダガダガダガって感じ。

でもミシン出すまでが大変でした(苦笑)
ミシンそのものはいつでも出せるところにあるんですが、その作業場がなくて。
場所を作るべく片付けを始めたら、古雑誌とか出てきたり、失くしたと思ってたアクセサリーが出てきたり(笑)
雑誌って、どうしてつい読んでしまうんだろうか・・・捨てられない。

子供部屋のおもちゃ箱はカオスでした。
や、わかってはいたんですけど、本当にそうなのをまともに見ると驚きます。
おもちゃ箱に在るべきでない物がごろごろ出てきます。

でも無事に作業場が出来て(それが子供部屋なのは軽くスルーして)ミシンを出して。
ついでにあれこれしようとアイロンも出したら、あっという間に足元がいっぱいに。
うーん、ミシンだけの部屋が欲しい・・・一日篭もっていたい。
何作るわけでもないんだけどww

先日日記で書いてた誕生日の話。
申し訳ないことに一気に書ききれなかったので、続き物は読みたくない~という方はお気をつけください・・・
続きもいつ書くかわかんないし! orz

ご、ごめんなさい・・・
もう寝ます。
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「はい、おめでとさん」

と、通い慣れた猿飛家のリビングのソファに座った途端、ソファの背中越しに目の前でひらひらと振られたCDを受け取り眺め、あお向けて佐助の顔を眺め。

「───ああ!!」
「思い出した?今日あんたの誕生日だろ?」
「うむ!そうだが佐助ぇ!」
「何」
「またお前の誕生日を祝うのを忘れておった・・・っ」

幸村の誕生日は四月に入ってすぐ、ちょうど春休みのせいもあって毎年一番最初に祝ってくれるのが佐助だった。
その反面、十二月の末の生まれの冬休みに入ってすぐの佐助の誕生日を、幸村は覚えていたためしがない。

時期が悪いといえば悪いのだ。
クリスマスの騒ぎに紛れるようにあるものだから、佐助本人もクリスマスと一緒くたになっていて認識自体が甘い。
正月も過ぎた頃になって、そういえば、と思い出すほどだ。

それでも幸村の誕生日を忘れたことがないのだから、自分以外には非常にマメに動く性格なのが如実に現れている。
Happy birthday、と書かれたメッセージカードが剥き出しにリボンだけ掛けられたCDの前面に差し込んであるだけのシンプルさだが、ちゃんと幸村が欲しいと思っているものを外さずに選ぶそつのなさ、そしてこの後には佐助の手作りのケーキまで用意されてある。

「・・・しまったな・・・」
「・・・じゃなくて、ありがとうでしょ?」
「ありがとう。だが、すまん・・・」

嬉しさと相反してショックも大きかった。
今年こそ!と前回あんなに心に誓ったのに。
はああああああ、と地獄の底から出すような重い息を吐いてソファに倒れ伏せれば、頭上で佐助がくすくすと笑うのが聞こえてくる。

「俺様は別にいいって、毎年言ってんのに」
「そうはいかぬ。せめて祝いの言葉だけでも言わねばならぬと某も毎年言っておるだろう」
だから。

「・・・間が抜けていてすまぬ・・・おめでとう、佐助」
「ははは!ありがとさん。んじゃ、早速ケーキ食べる?」
「食べる・・・その前に、何ぞ欲しいものはないか、佐助?」
「んん?」
「某も佐助に贈り物がしたいでござるよ。何かないか?」
「ないよ、俺は」

実はこの問答も毎回のことだ。
とにかく佐助は物欲が薄くて、普段からあまり何かを買うようなことがない。
欲しいと言うことも当然なくて、たまに欲しいと口にする物といえば生活消耗品だったり、学校で使うノートだったりという程度で。
欲しいと思えばその場で買ってしまうといういきなりさも相まって、幸村から物を贈る機会すら与えてくれない。

「では何か手伝うこととかないか?庭の雑草でも抜くか?」
「あんたの誕生日になんで庭掃除させなきゃなんないの・・・大人しく座って祝われなさい」

溜息で窘められて、ぐしゃぐしゃと髪を掻き回されて。
今日はコーヒーで我慢してよね、と言いながらキッチンへ行く姿を眺めて幸村も溜息を付いた。

(・・・何かないでござろうか・・・)

手の上のCDがずんと重い。
このCDも随分前に発売されたものの、存在を知ったのが割と最近だったせいかなかなか店で見つからずにいたものだ。
タイトルもうろ覚えだったから、もう探すのも面倒になって半ば諦めていたものを探してくれたのだろう。
手間をかけた。気持ちも籠められている。
その恩に報いたいと思うのは、人としてあまりに当たり前の感情だった。

「一応ローソク立てたから消してもらおうかな」
「・・・年の数だけの林立は壮観でござるな・・・」
「毎年増えるものだしねー。二十歳越えたら十年で一本っていうものらしいけど」
「それはつまらぬな」
「寂しいよねぇ」

幸村の好きな苺がたっぷりと乗った二段構えのケーキは、色とりどりのロウソクが立って炎を揺らめかせている。
まだ昼間の明るい時間だからリビングのカーテンを閉めても真っ暗にはならないが、薄暗い中でも炎は美しくきらびやかにケーキを彩る。

「改めて。ハッピーバースデイ」
「うむ。また佐助よりしばらくは年上でござるよ」
「・・・それが一番信じらんねぇよ」

年の差はほぼ八ヶ月。
今ほど育てば一年の差は大してないが、知り合ってすぐの幼稚園時代、佐助は中身は大層しっかりしていたが、標準より少し小さかった幸村より更に小さくて、いつも教室の後ろで本を読んだりしていることの方が多かった。
外で積極的に遊ぶ性格でない佐助の手を引いては砂場で遊んだりジャングルジムに登ったりしたものだったが・・・

(もしかして合わせてくれていたのであろうか・・・)

今の姿と比べればそう疑いたくなる過去だ。
中学に上がる頃には背は追い抜かれたし、よくよく思い返せば小学生の頃から何かと幸村の手助けをしてくれていた。
決して目立つことはなかったが、いつでも自分の側にいて大きくはみ出すこともなくその場に溶け込んでいた。
某の方が年上だから、と偉そうぶっていた子供時代が懐かしい・・・いや、恥ずかしいかもしれない。

佐助に手振りで促されてロウソクを吹き消す。
ぐるりと円に配置されたそれを一息では消せなくてもう一度。

「一度で消せば願いがかなうらしいけど。再チャレンジする?」
「何か願いながら消すのは難しいでござる。それより早く食べたいでござるよ」
「んじゃ、ロウソク外そうかね」

カーテンを開け手際よくロウソクを外した佐助は、一度は持ったケーキナイフを何を思ったか使わないまましまい、代わりに大きなナイフとフォークを幸村に渡す。

「もう旦那の好きに食べて」
「佐助は食べないのでござるか?」
「見てるだけで胸焼けしそうになってきたからパス」
「そう・・・ならありがたく頂戴するでござるが」

本当に佐助は甘い物を食べないなと毎回思うことを今日も思う。
贈り物に甘味はダメだな、と思い何ならいいのかまたわからなくなる。

渡されたナイフは横に置いて、デコレーションはシンプルな生クリームのケーキにフォークを刺し、最初の一口を至福の心地で頬張った。



・・・続く・・・続いちゃってすみません・・・・
現代パロは日記でしか書かないって自分で決めたのを守るとこうなった。
ちょっと馬鹿・・・orz
誕生日ネタが書きたかったんだもん・・・っ!

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