硯 箱 の 筆

筆の進むままに

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ハロウィンは明日ですが

気持ち的にはもう終わってる感じです。

やっぱりまだ根付いてないっていうか、仮装しようって思わないから他人事なのかなぁ(苦笑)

ちなみに今書いてるこれ、一回消えました。。。
最近本当にネットの調子が悪くて(私のPCは本体の調子からして悪いんだけど)今日の午前中に更新かけたのに、その最中にネット切れて反映されなかったという;ω;
どんどんアナログな趣味に気持ちが傾いてきています。まずい。

今日は関東で謹言ですね。
参加するお友達にお買い物頼んでしまいました。。。エア参加!w
妹にも行けるようならお願いねv て言っておいたけど、連絡ないってことはだめだったんだろうなぁ。
まあこればかりは賭けだったんだけど(苦笑)
ジャンルが違うとなかなかイベントは行く気にならないよね。

午前中はご近所のおばちゃんにPCの使い方を教えてた・・・っていうか、私でも教えられる範囲なので大したことじゃないんですけど。
私の周りのPC普及率の低さに、PCはなくても生きていけるよなぁって再認識します。

「・・・だから別に使えなくてもいいと思わんか?」
「がっこうのじゅぎょうでつかうんでしょ! ほら、でんげんいれて!」
「なんで佐助の方が使い方を知ってるんだ・・・」
「てれびでみたもん! おれさまゆうしゅう!」 ←N○Kのなんとか講座とかそういうのだろうw

でもキーボードがうまく押せないんだよねー、とそれが悩みの狐佐助。

「けいやくしてくれたらちゃんとつかえるんだけどなぁ。ね?」
「何が”ね”だ。その手でも使えているんだろう?」
「じかんかかるのー。けっこうたいへんなんだよ?」

けいやくけいやくー、と何かにつけてうるさい狐です。


というわけで(?)下に学園のハロウィン折りたたみ!
狐ハロウィンは間に合わないなー、と昨夜お風呂に入ってるときに思った。。。


ではではさゆきなさいませ!

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トリックオアトリート、とどう聞いてもカタカナにしか聞こえない言葉を嬉しそうに紡いだ口に、佐助はアーモンドの粒の入ったチョコを放り込んだ。

「これからチョコの季節だな」
「年中売ってるでしょ。まあ、新作ラッシュではあるけど」

色んな種類が詰め込まれたお徳用袋のチョコを脇に置き、いつものように膝に甘える幸村の口に佐助はチョコを放り込むべく次の一粒を漁る。
最近はビニールに個別包装になっているが、少し前のアルミホイルに包まれている頃は、手の熱の高い幸村はチョコを溶かしてしまってベタベタにしていたものだから、チョコを食べさせるのは佐助の”仕事”だった。
しかし、指が汚れることのない個別包装になった今は佐助の”仕事”ではなく、ただの”甘え”と”甘やかし”だ。
ツバメの雛のように口を開く幸村に、佐助は何かしらを食べさせるのが楽しくて仕方ない。

「次はヘーゼルナッツだよ」
「んん、ちょっと待て。まだ口に入っている」

カリ、と歯でナッツを砕く音がする。チョコを放り込んでからその音までの間が長い。
(ああ、そういえば旦那はチョコは舐める派だったな・・・)
大きな一粒のチョコの部分だけ舐めて溶かして残ったナッツを噛んで食べる。変わった食べ方だと思うがチョコだけでなく飴もなくなるまで延々と舐めているから、幸村なりに筋が通っているというか頑固というか、言ったところで治る癖でもないし困ることもないから佐助としては放置している癖だ。
逆に佐助は飴でもチョコでも───どちらもそう食べないが───さっさと噛んで細かくしてしまう方で、幸村のこの食べ方は絶対に真似できないと思う。

「佐助、とりーと」
「毎回言わなくていいんだよ」

苦笑して、面倒になったのか言葉を省略して開いた口にまた一つ。今度も咀嚼の音はせず、ぱくりと閉じられた口はかすかに前後する動きだけみせて開く様子はない。
ふにゃ、と撓むように幸村の瞳が細められて、与えられた甘味に満足げに笑んでみせる。大入り袋三百円でこれだけ満足してくれるのだから安上がりというべきだろう。

「チョコとナッツは最高の組み合わせだな」
「・・・それを別々に食べてるあんたがいう言葉じゃないよ、それ」
「しかしうまいぞ」
「旦那は何でも美味しいしか言わないじゃない」

トリート、と言って開いた口にまた一つを放り込む。今度はチョコだけの塊だ。
嬉しそうな顔に思わずおいしそうだね、と呟けば、それにこくりと頷いて口角を上げるのがまるっきり子供のようだ。

「佐助、次のとりーとだ」
「・・・トリートの意味わかって使ってるの?」
「知らぬ」
「だよね」

佐助も正しい意味は知らないが”菓子”という意味ではないだろう。

「そういえば”トリックオアトリート”って本場の発音だと”チッカチー”に聞こえるんだって」
「ちっかちー?」
「そう。確かに綴りを見ればそんな感じに発音できそうだけど」
「そう・・・か? だが言葉は短いから言いやすそうではあるな」
「・・・手を抜くための短さじゃないからね・・・」
「わかっておる」

けれど、ではちっかちーだ、と早速使ってみせるのには笑うしかない。
そうして開いた口にチョコに半分埋まったビスケットを放り込めば、今度は小さく物を砕く音がして噛み砕いているのだとわかる。

「クッキーは噛むんだ?」
「当たり前だ」
「でも半分チョコレートだよ」
「半分はクッキーではないか」
「そうだけど」

幸村ならクッキー生地がふやけて溶けるまで噛まずにいることもしそうだ。

「クッキーはさくさく感を味あわねばならん」
「チョコも噛んで噛み心地を味わうのもありだと思うけど」
「チョコは口の中で溶けていく様を味わうものだ」

とろとろ溶ける感じは他にはない、と拳を握って力説されても佐助にはイマイチぴんとこない。

「飴にしても溶けてなくなるまで甘味を堪能するものだし」
「そんな食べ方、時間かかるでしょ」
「佐助は噛んで食べるのか」

飴は舐めて食べるものだ、と剣呑な目つきで下から睨み上げられて思わず顎を引いてしまう。

「・・・飽きるじゃない」
「ただ口に入れていれば飽きるかもしれないが、舐め方を色々変えれば飽きない!」
「舐め方ぁ?」
「そうだ。例えば丸い飴ならその形を変えぬように均等に舐める」
「はぁ」
「舌先で転がすようにしたり、形が均等でなくなってきたら歯で軽く挟むようにして出っ張った所を舌先で集中して舐める」
「・・・・・・」
「右、左と位置を変えながら口全体に頬張るようにして歯の裏側でも味わうのだ」
「歯の、・・・裏?」
「歯の裏側に擦り付けるように舌で転がすのだ」
「・・・・・・へぇ」

真剣に力説され、仕方なく幸村の言葉を脳内でシュミレートする。大きな飴を頬張る幸村が飴を右に左にと転がし、リスかハムスターのように頬を膨らませているのを思い浮かべればそれはひどく可愛らしく。
けれどなにか心に引っかかるものがあって、素直にその可愛さを堪能することができない。

「棒状の飴は少しコツがいる」
「コツ?」
「そうだ。例えば棒のついた丸い飴は棒が邪魔で口で転がせない」
「まあそうだね」

小さな子供が間違って大きな飴を飲み込んでしまわないようにと開発された棒つきキャンディーの棒は、幸村に飴の食べ方のコツを開発させたのか、と呆れながら、何か違う方に進んでしまった話を大人しく聞く。

「棒を持って飴を舌の中央に乗せて、くるくる回すのが最初の手順だ」
「順番があるんだ・・・」
「うむ。しかしこのままでは横ばかりが減って縦長の状態になってしまう」
「・・・別にいいんじゃないの・・・?」
「いや、最後に棒の天辺に小さな丸い状態のものが残ってこそだ!」
「・・・そのこだわり、俺さまには理解不能なんだけど・・・」

佐助の脳内では棒つきキャンディーを舐める幸村の姿が浮かんでいるが、くるくると棒を回すその顔は真剣そのもので、おやつを食べているというには少しばかり険しい。

「くるくる回しながら上だけを舐めるというのを順番に入れる」
「はぁ・・・」
「そのうち舌で全部が包めるようになるから、そうしたらあとはゆっくり舌の上で遊ぶのだ」
「遊ぶんですか・・・」

よくわからない、というのが佐助の正直な感想だが、力説ながら楽しそうな雰囲気が伝わってくるのに脳内の幸村の姿を楽しげに微笑んでいる姿に変える。

「そういえば昔、千歳飴で苦労した覚えがあるな」
「千歳飴・・・ああ、確か金太郎飴みたいなやつだよね」
「そうだ。あの長い飴を両手で持って舐めていたら、手で握っている部分は溶けてくるし舐めている部分は垂れてくるし」
「ふぅ~ん・・・」

先程までの姿を小さな幸村───五歳ぐらいだ───に変える。小さな手に長い飴を握って喜んでいる姿は文句なく可愛い。
しかし一生懸命舐めてそれが溶けてきて慌てている姿は───
(な、なんか・・・卑猥っつーか・・・いやいや、俺さまの考えすぎだ)
五歳児だったはずの幸村の姿が一瞬にして今の姿に育っているのも気のせいだ。

「必死になって食べて、食べ終わらなくて涙目になって」
「涙目って」
「ああ。舐めているだけでは減らなくて、こう、長いのを持ってだな、出したり入れたりという動きを加えたんだが」
「出したり・・・入れたり・・・?」

その時のことを思い出してかジェスチャーをつけて説明してくれるのに、脳内では幸村が涙目になりながら長い飴を口を窄めて出したり入れたりしている姿が浮かび、それが現実の姿に重なって目に映る。
それはいかんだろう、と思いつつ、一向に消えないその姿の卑猥さに佐助の心中は穏やかではない。

「子供だったから出し入れの加減がわからなくて喉の奥に当たってむせて」
「・・・・・・・・・」

脳内幸村がむせて咳き込む姿に変わり、卑猥さも倍増してもうどうしようもない。

「それでも食べるのを諦めなかった俺も食い意地が張っているとしか言えんのだが」
「そ、・・・そう、だね・・・」
「最後には見かねた母上に取り上げられて、悔しくて泣いてしまった」
「あ~~~、泣いたんだ・・・」

幸村がぼろぼろと涙を流す姿。それはもう止めでしかない。
自分で想像した───妄想した───幸村の姿に悶える羽目になって佐助こそ涙目だ。
まったくなんでこんな話になったんだよ、と話を振った自分の迂闊さ加減に視線を遠く彼方にやって溜息をつけば、どうした、と幸村に心配されて・・・しかし内容を話すわけにいかず、なんでもないよ、と笑ってみせるしかない。

「旦那、あんまりその話よそでしないでね?」
「飴でむせて泣いた話など、佐助にしかしないぞ」
「うん、ぜひそうして」

というか俺にもしないで、と心中で呟き幸村の気を逸らすべくその口にチョコを放り込む。
そして、何があっても幸村に棒状の飴は食べさせるまい、と心に決める。
口にチョコを放り込まれた幸村は、そのタイミングを不審に思ったのか、かすかに眉を寄せ口を歪めた。

「───佐助」
「なに? もう次の食べる?」
「トリックオアトリートだ」
「じゃあ、はい、次の」
「違う。佐助が言うのだ」
「俺さま?」
「俺が長々話をしたから、食べたくなったんじゃないか?」
「え!?」

食べたくなった───それは確かに食べたくなりました目の前のあんたを、と心の横断幕が脳内をよぎり、慌てて打ち払う。

「え、えと、何が?」
「飴とかチョコとか。お前、なんだか腹が減ったような顔をしてるぞ?」
「そ、そう?」

腹が減ったような顔ってどんな顔だよ、と突っ込みたいのを、藪から蛇を出すのが怖くて飲み込む。
よっぽど飢えてんのか俺、とどちらかといえば鈍い幸村に心情を指摘されて、感情を表に出さないほうだと思っていた自負も揺らごうものだ。

「ほら。トリックオアトリート」
「いや、俺さま別に腹減ってないし」
「言え!」
「・・・・・・トリック、オア、トリート・・・」

結局勝てないんだよな、と上目に睨まれて仕方なく言葉を紡ぐ。まあチョコの一つぐらい我慢するというほどのことでもないし、と幸村に食べさせてもらえるなどとは微塵も思わない佐助が大入袋に手を突っ込んだとき。

「!?」
「・・・ナッツだけなら食べられるだろう?」

小さく呟いた幸村にがしり、と首を掴まれ引き寄せられ前のめりの体勢になり、焦点が合わないほど近づいたな、と思ったときにはもう唇が重なり───痛むほど強い力で押し入ってきた舌によってアーモンドの粒が口移された。

「───だ・・・! ちょ、なに!?」
「だから! ナッツだけなら甘くないし、佐助でも食べられるだろう、と言っている!」
「ええっ!?」

確かにナッツだけなら甘くはないし食べられるが、これってそういう問題で片付けていいの、と幸村から仕掛けられたあまりに甘い行為に眩暈がする。
仕掛けた当の本人も倒れそうに真っ赤になっていて、お互い見詰め合ったまま次の行動に移ることもできない。

「あ、・・・あの・・・」
「た、食べられる、か・・・?」
「え!? あ、うん、大丈夫!」
「そ、そそそそれなら、うむ、よかった!」
「───・・・」
「───・・・・・・」

どうしよう嬉しい。口内に収まっているアーモンドがすごく甘く感じる、と噛むこともできずに味わい、緩む口元を見られないように手の平で隠す。
たまたまの思いつきでやったのだろうが、それでも佐助には最高の”トリート”だ。
大概自分も安い、とキス一つ───ナッツ口移し付き───で満足している自分を思えば、幸村の”大入り袋で満足”を笑うことはできない。
でもどうせなら。
(普通にキスもしたいなぁ)
目の前で自分のしでかしたことにうろたえて視線を泳がせてしまう幸村にそれを願うのは酷だろうか。

「旦那」
「あ・・・うん、・・・な、なんだ・・・?」

ほのかに頬を染めて視線を合わせてくれるその初々しいとしか言えない表情に思わずやに下がりそうになって、慌てて顔を引き締めて笑みを返して。

「続き。食べる?」
「・・・うむ、食べる!」

何事もなかったかのように話しかける佐助の言葉に、トリートだ、と照れくささを少し残した笑顔で幸村が口を開けるのに。

「───ナッツだけ、また俺さまにくれる?」
「!?」

舌に乗せるようにそっと一粒をその口に入れて、戻る指で唇に軽く触れほんの少し下心を覗かせて低く囁けば、ぼんっ、と音がしそうなほどに頬を真っ赤に染めて。

「は、はれ・・・っ!」
「ナッツなしでもいいけど」
「・・・ば、そ、は、はははははは・・・っ」

いつもの口癖を叫ばれる前に畳み掛ければ、さらにうろたえてまともに言葉すら出せなくなり、羞恥の涙と熱で顔をくしゃくしゃにする。
(あー、やっぱ無理か・・・)
精神的にまだまだお子様な面が拭えない相手に、恋人同士がするようなあれやこれやはハードルが高いらしい。

「ごめん。やっぱりなしで───」
「さ、佐助から、・・・取りに、来る、なら・・・アーモンドだろうがカシューナッツだろうが、やっても、いい・・・」
「え? いいの?」

佐助の言葉を遮るように告げられた言葉は語尾はほとんど掠れてきちんと聞き取れはしなかったけど、少しずつ下がる視線を追いかけて視線を合わせて、重ねて確認するように問えばこくりと頷いて。

「・・・いやだったら無理しなくてもいいよ?」
「いやだと思うならちゃんと断る」

佐助の言葉が気に障ったのか、む、と口を尖らせて反射の速さで反論してくるのに思わず笑みがこぼれる。

「なぜ笑う!」
「いやぁ、旦那があんまりかわ・・・漢らしくて」
「むぅ」

少し下降した機嫌をこれ以上損ねないように、と宥めるように頬を指で撫で唇を撫で。
膝に甘えるその体の腋に手をやって、力を込めて持ち上げ立たせて膝に座らせる。

「じゃあさっそくいただいてもいい?」
「遠慮、はいらぬ・・・」

今はヘーゼルナッツだ、と緊張しているのか佐助のシャツをぎゅうと握り締めてもごもごさせている口に手をやり宥めて。
それを合図にしたかのようにそっと瞳を伏せる幸村の従順な可愛らしさに内心で悶え、触れた唇の熱をゆっくり味わってからそっと舌を忍び込ませた。







本当は佐助をもっとヘタレにしたかったです。ふふ。
ちゃんと読み直せてないので変なところがあったらごめんなさい;;

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  • 2011.10/30 22:51分 
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あんまり呟かないけど生存確認ぐらいにはなるはず。

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