硯 箱 の 筆

筆の進むままに

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10月も終わりに近いっすね。。。

日々が早すぎて目が遠くを見るばかりです。


で、まあ、せっかくハロウィンなのでなんかどうか。
短いの一つ折りたたみ。
戦国で年齢逆転なので、苦手な方は開いちゃだめ、てことで。


宴情報を見て小躍りしてます。
お館様復活だよ! しかもなんかすごく強くなってない!?^///^
早く使いたーい!
しかしラスト1がなんで北条のじーちゃんかな!
愛MAX(この称号が今回もあるならば)への妨害としか思えない。
まつ復活にも諸手をあげて喜んでます。犬千代様は苦手だけどね。。。
3からデータ移行させるのやめておこうかと思ってたけど、そんなことしてたら終わらない予感がするのでデータはきっちり移動させることにします。
幸村一から育てたかったけどなぁ。
追加要素が多すぎて、そんなこと言ってらんないよ。

そして大真面目に悩む予約先。
届くのは多少遅いけど24%引きのアマゾンさんか、定価でどんな絵柄かわからないアニメイトのランチョンマット付きを狙うか、e-カプで松永さんの東袋を狙うか(ここも確か多少値引きはあったんだけど忘れた)
ランチョンマットが佐幸(というか真田主従か武田軍かとにかく幸村がいる)ならなぁ。
そんなことをいまだに悩む、発売日までもう日がないぞ私! な最近です。


ではでは佐幸なさいませ。

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飴は舐めるものだ、とクヌギドングリ程もある大きな飴を口に放り込まれて、佐助は噛み割りたい衝動を必死で堪えた。

「ふぁんふぁ・・・」
「伊達殿に以前教えていただいた行事でな。神無月の最後の日は子供にお菓子を食べさせる日なのだそうだ」

なにやら呪文もあったのだが昔のこと過ぎて忘れてしまった、と脇側に肘を置いた寛いだ姿で眉尻を下げる幸村に反して、その正面にきっちりと正座に畏まる佐助の目尻は上がる。
文句の一つも言いたいけれど、大きな飴が邪魔で───口に物が入っている状態で会話をするのも行儀が悪いし───言いつけ通りに必死で舐めていれば、まるで栗鼠のようだと笑われる。
(───・・・この能天気主・・・っ!)
本来の仕事をさせろ、と十ほども年上なのにやることなすことが子供っぽい主を内心で罵倒しながらひたすら飴を舐め、早く消えて無くなれと大して好きでもない砂糖の塊に八つ当たりをする。
からころと口内で必死に飴をなぶるも、大きな塊はなかなか小さくはならず甘さが胸につかえて苦しい。
修行より辛い、とふと溜息をつくのに。

「───佐助は甘いものは苦手だったか?」
「・・・・・・はぁ、まぁ」

問われた言葉に溜息交じりの返事しか返せず、ひたすらウンザリとした気分で飴を転がしていれば、大きな手が腕を掴みその膝に引き寄せられ座らせられた。

「!?」
「すまん。甘いものが苦手だとは知らなかったのだ」

嫌がらせになってしまったな、と言い終わると同時に手が顎を掴み顔が近寄ってきてその唇が重ねられ。
こじ開けるようにして舌が歯を割り飴を掬い取ってするりと出て行った。

「だ、・・・旦那ぁ!?」
「うむ、美味い」
「そうじゃなくて!」
「ああ、───あられなら大丈夫か?」

驚きに叫ぶことしかできない佐助をよそに、幸村は飄々とした態度を崩さないまま己が懐を探り折りたたまれた白い懐紙を取り出す。膨らんだそれを開けばそこには艶々としたあられが数個乗っていて、それを何の迷いもなく佐助の口に放り込んだ。

「ざらめは着いておらんから甘くはなかろう?」
「そ、っじゃなくてー!」
「ん? あられも好かんか?」
「だからぁ・・・」

ことんと首を傾げて無邪気に問いかけられて、佐助は何も言えなくなった。
忍びは体の調子を整える意味もあって甘味はほとんど摂らないことや、個人的に甘いものは好きじゃないとか、あられだってそんなに好きじゃないとか。
(主が手ずから口に物を入れるとか、あまつさえそれを舌で奪っていくとか、ありえないだろう!?)
飴が口内から消えたのは嬉しい。しかしそれよりも驚き、というか説明しがたいこの憤りをどうすればいいのか。
(主と・・・口付け、とか、ないだろほんともー)
天井裏に逃げて倒れ伏したい、と本気で思う。
この腰と背に回された腕さえなければ、きっとそうしたに違いない。
幸村と目が合わせられず空に視線を逃がしても、じわじわ熱くなる頬の熱が自分ではどうすることもできなくて死にそうだ。

「佐助は本当に軽いな。もう少し食って太らねば」
「・・・俺さまは速さと軽さが売りなんです。太ったら仕事になりません」
「それにしたってまるで羽のようでは・・・ああ、そうだ!」
「へ?」
「とりかとりと、だ。佐助、とりか、とりと、と」
「とり、か、・・・とり、と・・・?」
「そして俺からはとりと、と答えればよいのだ」

思い出したぞ、と笑ってまた佐助の口にあられを一つ放り込んで。

「ん~~~~~!」
「たくさんあるからたくさん食べろ」
「・・・・・・さっきの話、ちゃんと聞いてたんですか・・・?」
「さっき? 甘いものは不得手という話か?」
「・・・・・・・・・も、いいです」

だから下ろしてくださいと軽く腕を突っぱねても、これを食べ終わるまではだめだときっぱりと言われ。

「だんなぁぁぁぁぁぁ!」
「そんな可愛い顔をしてもだめだ。もう少し太って早く大きゅうなれ」
「・・・っ、か、わい・・・て、───もうほんと、勘弁してくださいよ!」
「食べればな」
「!?」

このやろう、と内心で毒づいて。
今日明日と───事によっては明後日も───食事を抜けばどうにかなるだろうと、大きな溜息をついて諦め佐助は口を開けた。





戦国年齢逆転主従。幸村やりたい放題です。
でも幸村なりに佐助のことをとっても大事にしてはいるんだけどね!
幸村の愛は子供佐助にはずっしりと重い。


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