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ハッピーバースデー!

4/29は杉さんのおたんじょーび!

とゆわけで、ハッピバースディ!
プレゼントを用意してないので(長い付き合いで一度もないわけなんだなこれが)今年も言葉だけ! ←

まあお互い祝われるのも微妙な年になりました(苦笑)
元気なおばちゃんでいようね!(`・ω・´)ノシャキーン



さて、そんなこんなな言葉から始まりましたが元気です^^
真面目に主婦やってたら頭がすっかりボケました(苦笑)
こんなんで明日からのGW中も子供の相手しなきゃなのか、とちょっとばかりうんざり気分。
子供って、面白いけど元気すぎてたまに(ではなく割りとしょっちゅう)ついていく体力が不足して倒れ伏してしまいたい衝動に駆られます。
でも元気が一番ですよね!

「元気すぎるのも困るの!」
早く大人になってよ弁丸さま!

なんて言う佐助が、実際大人になった幸村に
「もうちょっとの間ぐらい子供でもよかったかな。。。」
と呟くのなんて目に見えてる!ww

さて寝ます。
明日からのGW中にはイベントもありますね・・・行けないけども。
皆さままだ原稿中でしょうか・・・がんばってー!


ではでは、おやすみなさゆき!ヽ(〃^・^〃)ノ チュッ♪

おっと。
小話一つ折りたたみました。
杉さん誕生日記念ということで、そんな感じの年の差の二人お誕生日のお祝い編です^^

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誕生日おめでとう、と小さな携帯画面に打ち込んで続きを考える。
春の訪れの象徴ともいわれる桜が、満開になった日に生まれたのだと嬉しそうに言っていた幸村の誕生日は明日だ。
その”明日”まではもう三十分もない。

「また一つ大人になった君が・・・君、はおかしいか」

打ち込んでは消し、を何度も繰り返しながら短い文を綴る。一回り近く年下の彼が誕生日を迎えるのを、一番嬉しいと思っているのはきっと自分に違いない、と隠しようもない笑みを浮かべて祝いの言葉を考える。

佐助の恋人の真田幸村は、現在未成年である。
しかも同性でその上体の関係もあったりするので、いくら同意とはいえ───仕掛けてきたのも幸村からだとしても───世間から見れば佐助は立派な犯罪者だ。
自分が犯罪者になるのは構わないが、それで幸村に何か不利なことが発生するかもしれない、という可能性が佐助は恐ろしく、また佐助のこんな不安も「佐助と一緒ならば何の苦でもない」と言い放ってしまう幸村であるから、なおさら佐助の悩みは深い。
(旦那がよくても俺さまがいやだっての)
小さい頃から頑固だもんねぇ、と誕生日を迎えるたびに幼い頃から見てきた姿を反芻するがのごとく思い出しては苦笑させられる。
そんな彼がまた一つ大人になる。たとえ中身はまだまだ子供だとしても、佐助にとって悩みが少しばかり軽くなるめでたい日だ。

「うー・・・ん、と。この新しい一年も・・・は新年でもないのに使うのはなぁ」

目の前にいるなら、おめでとうと言ってキスするのが好きな幸村の頬に唇にとキスの雨を降らせてもやれるが、それは明日の夜にしかできない。
幸村の両親は、誕生日の朝から豪華な食事を出し盛大にプレゼントを用意し、夜にもきっちりケーキの蝋燭を吹き消させるのを楽しみにしているという、今時には珍しい親ばかだ。
そんな家庭から前泊で幸村を借り出すことは、いくら本人がこちらで誕生日を迎えたがっても佐助が許すわけにはいかない。
だから先に言葉だけを、と仕事を早々に切り上げてベッドの上で枕に埋もれながら頑張っているのだが、これがなかなか難しい。

「いい一年になりますように───が無難か・・・」

それもな、と思うが、ちらちらと見ていた時計がもう日付の変わる二分前を指していて、いつからこのメールにかまけていたのかを考えると───ゆうに一時間は過ぎている───自分の文才のなさに絶望してしまうしかない。
数度短い文を読み返して、諦め半分に納得して息を吐く。巷ではデコレーションメールというのが流行らしいが、あいにくと佐助はそれを使ってメールをしたことはなく、慣れないものをいきなり使ってもいいものが出来るとは思えない。
せめて携帯の機能に付属していたラッピングというので飾ろうと添付してみたが、果たしてこれがどういう状態で向こうに届くのか見当もつかない。多少は喜んでくれればいいな、と願うのみだ。
そしてカウントダウン。
多少のタイムラグも考慮しなければいけないだろうが、日付変更前に届いてしまっても意味がない。
ベッド脇のデジタル時計が十二時ちょうどを指すのを確認し、送信ボタンを押して送信。
新年であれば回線も混雑しているであろうが、平常時であればエラーもなく届くはずだ。

「よし、と」

何のエラーもなく送信完了を表示した画面を見て息をつく。夜に弱い幸村だからメールを見るのは明日になるだろうが、これは一番におめでとうを言いたい佐助の自己満足だから気にならない。
さて、一番に届いていればいいけど。と若干の不安が残るのは幸村には友人が多いという事実だ。
さらにその友人の中には困った性格の御人がいて、なんでも自分が一番にならないと気が済まないらしい。
実際去年はそれで一番を取られてしまったから今年こそは、とちょっと気合が入ったのも本当だ。
ただの友人相手にムキになるなんて我ながら大人気ないと思うが、大人ぶった余裕をかざして手に入るほど安い恋人ではないのだ。

「老若男女にモテるんだからなぁ」

悩みの溜息は仕方ないよね、と苦くこぼれ、可愛い人だから、と笑みに崩れる。
明日の夜は泊まりにくるだろうから本当のお祝いはそのときにたっぷり、と先の予定を考えればさらに頬が緩んで、年下の恋人に骨抜きになっている自分を自覚させられてしまう。

俺さま重症、と自嘲の笑みを浮かべた瞬間、手の中の携帯がぶるりと震えてメールの着信を知らせるのに驚き飛び上がる。
それが幸村からなのに、まだ起きていたのかと驚くのと同時にやに下がっていた顔を見られたような気がして、知らず居住まいを正して携帯を開く。
中に書かれていた言葉は、ありがとうという礼と佐助が一番だったという知らせと明日の約束と。
簡素な文字だけのそれは、けれどメールは苦手だという彼にしては長文で、喜んでもらえたのだろうと予想して。

「・・・開いて驚いた、ってのはラッピングのことかな」

喜ばせるつもりが驚かせたか、とまあそれもありかと、計画というにはささやか過ぎる作戦が成功したことに溜飲を下げて、まだ眠っていないだろう恋人に送るべくおやすみの言葉を打ち込んだ。





その翌日。

「実は佐助以外の全員を拒否設定というものにしてみた」
「は?」

誕生日ケーキのおすそ分けと、明日の朝食にと夕食の残りで作ってもらったというサンドイッチを持参して訪れた幸村は、困ったような笑みを浮かべて佐助にそう告げた。

「え、・・・て、それ、友達に怒られなかった・・・?」
「色々言われたが、俺が携帯の扱いが不得手なのを知っているものだから笑われて終わった」

不器用もこういうときには便利だな、と。
でも佐助からの言葉が一番に欲しかったのだから仕方ない、と笑う。
幸村のその言葉と笑みに、佐助はといえば言葉もなくただじわじわと頬が熱くなるばかりで。

「しかし解除の仕方がわからんのだ」
「───それはあとで俺さまが教えてあげるよ」

熱くなっていく頬とともに、体の芯にも火がついてしまった佐助は。
可愛いことを言う恋人が悪い、とその体を掬い上げて。

「さすけっ!?」
「お祝い、言葉とメールだけじゃ足りないでしょ?」

体に刻み込んであげる、といきなりの行動に驚きで見開かれたままの幸村の瞳を閉じさせるように唇で触れながら、一つ大人になった恋人をベッドまで運んでいった。




Comment

眼福です 

毎度の事ながら年の差佐助は積極的で素敵です!
幸村もかわいいよ(*´Д`*)
なんて両思いな二人v-223

誕生日にいいもの読ませていただきました。
ありがとうございます~(≧▽≦)


  • posted by 杉 
  • URL 
  • 2011.05/06 19:46分 
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