硯 箱 の 筆

筆の進むままに

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
拍手する拍手する

裏干支

この間、手芸屋さんで見かけたビーズの細工キット。

自分の干支の反対にある干支はお守りになる、というおまじない(?)で、虎の裏は猿、猿の裏は当然虎です。
みなぎった・・・!
やはり彼らは6歳差で干支も虎と猿でいいんじゃないかな!

「やはり俺の背を守るのはお前しかおらぬな!」
「いやぁ、それ言っちゃうと俺さまの背中は旦那が守ってくれちゃうってことかな?」
「もちろんだ! お館様も確か生まれは虎のはず! 二人でお前を守ってやろう!」
「いや。いやいやいや。大前提で俺さまが守られるとかないから!」

そうすると佐助はお館様も守らねばならない事実ww
2:1はきついよ、佐助! しかもこの虎たちは大暴れするしね!

で、このビーズのキットなんですが。
それにちなんで2種類の干支が組み合わされたものがセットになってるんです。
なので6種類あらねばならないのが(作ったものを上下で組み合わせるのです)5種類しかありませんでした。
・・・誰が買って行った、虎と猿・・・! この近辺に真田主従好きがいるのか!ww

私の干支はあったけれど、ビーズは上手くなく愛がなければ出来ないので買いませんでした。


ポチポチ拍手とコメントありがとうございます!
なんにもなくてすみませんorz
ありがたく栄養にさせていただいてます!

で、久しぶりにSSSとしかいえないのを下に折りたたみ。
140字のお題が可愛かったので。幼少主従です。

この140字お題、他にも「占い師佐助x占い師幸村で倦怠期な佐幸」ってのがあって、これも書きたい。
たまに恐ろしくツボを突くお題が出る診断メーカーに戦慄しますww


さて、今日は新しい1週間の始まりですね!
しかし天気は寒くて、日本海側の雪は恐ろしいほど・・・みなさん、通勤通学頑張ってください!

ではでは佐幸なさいませ!

拍手する拍手する




佐助、と幼い声が屋敷中に響かんほどの声で叫びながら背にぶつかってくるのに、佐助は前のめりに倒れそうになるのをかろうじて堪えた。

「べ、弁丸さま・・・廊下は走らない、名前を叫ばない、俺さまにぶつかって止まらない、って何度言えば守ってもらえるのかな?」
「ふお! すまぬ!」

殊勝に謝りはするものの背から離れることもなく、むしろよじ登るようにして縋り髪に鼻を埋めるようにして擦り寄ってくるのに溜息をつきながら仕方なく負ぶう。
元気なのはいいことだけど、色々な約束事も守ってもらわないと体がもたない。

「で、弁丸さま・・・」
「さすけからよいにおいがする」
「は?」

軽く説教の一つもしておかなくてはと顔だけ振り向きかけた佐助の動きを制して、髪に埋めた鼻をすんすんとうごめかして弁丸が言う。
いい匂いって忍びに匂いなんてないよ、と口を開きかけるも、両の手で髪を握り締められ頭を固定されて振り向くこともできずに痛みに顔を歪める。

「べ、弁丸さま、痛いってば」
「なんのにおいであろうか・・・弁のすきなにおいであるぞ!」

今にも髪に食いつきそうな嬉しげな声で言われてさすがに慌てる。
ちょっとばかり食い意地の張った幼い主は、まるで赤子のようになんでも口に入れたがる傾向があるのだ。

「ちょっと待って、弁丸さま、だめ!」
「おお!?」

慌ててしゃがみ込み弁丸の足を廊下に下ろして身を離す。背中に負ぶっている状態からのそれは、一つ間違えば弁丸を突き飛ばしかねないものだったけれど、弁丸の小さな体は佐助の腕の長さでも充分抱きとめられるので転ばすことなどなく向き合う形に落ち着ける。
そして改めて額を小突き合わせられる距離で目線を合わせれば、近すぎる視界に少しばかりぼやけて見えたけども、先程の余韻か向き合えたのが嬉しいのか、弁丸の頬はうっすらと桃色に染まり大きな目は楽しげに細められていた。

「───で、なんでしたっけ?」
「よいにおいがするのだ。かみになにをつけたのだ?」

嬉しげな顔を見てしまえば怒る気であったものも一瞬で消えてしまう。諦めをこめた小さな溜息をついて先を促せば、やはり同じ言葉が返ってきた。

「髪に何かをつけるなんて、俺さまはしませんよー」
「しかしなにかのにおいがするのだ!」
「何か、ねぇ」

まったく身に覚えがないだけに思わず自分の腕に鼻を寄せ匂いを嗅ぐも、特に何の匂いもしない。
けれど強いて言うならば。

「───厨にいたから、何かの匂いが髪にでも移ったのかな・・・」
「おお、きっとそれだ! いいにおいだぞ!」

いい匂いだと繰り返すばかりでいっかな何の匂いかわからないが、とにかく何か食べ物の匂いではあるらしい。
本当に鼻の利く人だなぁ、とこみ上げる笑いが我慢できなくて口が歪むのは仕方ない。

「匂いは移っても味は移りませんからね。齧らないでくださいよ?」
「・・・よいにおいであるのにあじはせぬのか・・・うまそうであるのにな」
「・・・・・・」

本気で齧るつもりだったの、という言葉はかろうじて飲み込んだ。それでもし”是”と返ってきて齧らせろと言われたら弁丸を叱らねばならない。

「えーと。・・・そうそう、厨で弁丸さまのお八つ作ってましたよ。今日はゴマをまぶした揚げ団子ですって」
「あげただんごか! それはうまそうだな!」

早よう八つにならないか、とソワソワし始めた姿が可愛らしく、すと晴れた空の太陽の位置を眺めて。

「───もう八つに近いですし、少し早めにねだりに行きましょうか」
「おようはゆるしてくれるであろうか」
「それは大丈夫」

弁丸の、このきらきらと期待に満ちた眼差しを受けて断れる者などこの屋敷にはいない。
ほんの少し悩む風な顔をする弁丸を抱き上げ厨に向かって歩いていけば、首に腕を回す弁丸がやはり髪の匂いを嗅いで。

「そうか! これはごまのあぶらのにおいだ!」
「ああ・・・。あれは匂いが強いですからね」
「・・・はらのへるにおいであるな」
「───ごま油の匂いは香ばしい匂いって言うんですよ」

そうか、と生返事をよこす弁丸に本気で髪を齧られる前に、と佐助は厨に向かう足を速めた。




弁丸さまは食いしん坊。
140字の「香油をつけた佐助xお腹のすいた弁丸」が可愛かったので書こうと思ったけど、140字で収まる気がしなかったのでSSSで。
いつも140字をするときはこういうのを思い浮かべて、収まるようにあちこちを切り刻むわけです。
香油じゃなくごま油の香り、というごまかしで^^
佐助が何か匂いのするものを身につけるとは思えないのでした・・・。

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

ご案内

ちびギャラリー

 

presented by.●○紅羽のTWぶろぐ○●

カレンダー(月別)

09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Lc.ツリーカテゴリー

忍者メルフォ

本文以外は無記入可

右サイドメニュー

twitter

あんまり呟かないけど生存確認ぐらいにはなるはず。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。