硯 箱 の 筆

筆の進むままに

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泣いている場合ではない

何気に書庫の整理をしていて、手に取ったコミックスを読み返してですね。

取ったものが悪かったか・・・立て続けに読んで、泣かされる泣かされる(笑)
ラインナップを書こうかと思ったけど、「え、これで?」と思われるのも気恥ずかしいので、そこんところは伏せておきます・・・涙もろいつもりはないのだけどな。
昨日から今日にかけて、何冊読んだんだろうかw

だからまあ、整理は出来なかったわけです(笑)
書庫の整理なんて、かなりの覚悟と時間と我慢がないと無理。
私に覚悟と時間と我慢が出来るのが先か、書庫が飽和するのが先か・・・ごっつ怖い勝負!


は、と気付けば6月もあと一週間ほどですね・・・あれれ?
何もしない間に終わっちゃったなぁ・・・いやいやまだ終わってない(笑)
何かできるかな・・・。

むに。
書き終らなかったんですがキリがいいところまでは行ったので、以下幼少主従です。

ああ、もう寝ないとまずい。
あと3日は朝5時起き。ドラマ見るよ!

おやすみな佐幸!


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「さすけ、あつい・・・」
「暑いですねぇ・・・」

知らぬ間に春が終わり、本格的に夏が来る前に梅雨が来る。
したしたと音の無いように降る雨に庭や森の木々は喜んでいるだろうが、元気も盛りの子供にはただただ"外出禁止"の我慢を強いられる面白くもない天気には違いない。
その上むやみに暑くて、何もせずとも汗は流れるし空気までも湿ったようで息をするのも面倒になる。

弁丸はそんな天気が続くのにほとほと飽き飽きしていて、雨の降り始めの二~三日こそは屋敷の中で遊んだり、ほんのちょっと我慢して勉強もしていたのだけれど、たまに顔を出す太陽に外出をねだっても、地面のぬかるみが深いからとなかなか許可が出なくて。

「うらのいけのおたまじゃくしはもうかわずになったかな・・・」
「夜にあれだけ鳴いてますからね。もう全部蛙になってるでしょうねぇ」

ころころと畳を転げるのに飽きたらしい弁丸が佐助の膝に甘えるように縋ってそろそろ一刻は経ったろうか。
弁丸が額から玉の汗を流しているのを手拭いで拭い、団扇で風を送るという作業を佐助は黙々と続けている。もちろんそれは弁丸が膝に甘える前からで、少々佐助も疲れているし、とにかく暑い。
しかしたまに様子を窺いに来る家人たちが佐助のその甲斐甲斐しさに呆れとも感嘆ともつかない溜息を残し声も掛けずに立ち去っていくものだから、誰かに代わってもらうことも出来ずにいるのが実情だ。

「あつい~~」
「・・・ほんの少しですが、涼しくなる方法を知ってますよ」

先ほどから暑いと言っては佐助の膝に置いた頭の位置は変えずに、ころころと下半身の位置だけを変えている弁丸が言うのに、佐助は団扇を扇ぐ手を休めず優しく言葉を返す。
その言葉にぱっと顔を上げて柔らかく笑んだ佐助の顔を覗き込んで。
本当か、と起き上がってその膝に乗り襟を掴むのに、体勢を崩しかけた佐助が慌てて弁丸を抱きしめた。

「ととと。急に抱きついたら危ないですよ」
「うむ、すまん。それで、どうすればよいのだ?」

胡坐に座った佐助は弁丸から見れば暑さなど微塵も感じていないような涼しい顔をしていて、忍びというのは暑さを感じない、何か不思議な術でも持っているのだろうかと疑問に思っていたのだが、やはりそうだったのかと滅多に見れぬ忍びの術にわくわくとした期待感が膨らみ、気は急くばかりだ。
もしやすると技の一つを教えてもらえるかもしれないと思えば、ついさっきまで不快でしかなかった天気に少しは感謝してもいい気になって、早く早くと弁丸が揺さぶるのに佐助は小さく息をついて。
そして。

「弁丸様が佐助の膝から離れれば多少は涼しくなると思いますよ」

そう、佐助の口から出てきた言葉に、弁丸は二重の意味でがっくりと肩を落とした。

「どうしました?」
「さすけからはなれたとて、あついのにはかわらぬ~~」

術を教えてもらえるかもしれないと思ったということは言わずに、離れたとしても暑いことは変わらないのにどうして離れなければいけないのかわからない、とだけ言えば、佐助の目が少しばかり驚きに見開かれて、先程までの涼しい顔はどうしたのか汗が一筋米神を流れていくのを見る。

「・・・しのびのじゅつがやぶれたのか?」
「はい?」
「あせをかいてる」

言うが早いか弁丸の手が佐助の米神に触れ汗を拭おうとするのだが、その手の平も湿っている弁丸が拭ったとて拭いきれるわけでなく、汗は佐助の頬にまで広がるだけで。

「佐助も普通に汗をかきますよ」
「さっきまでかいてなかった」

だから術だと思っていたと言えば、弁丸の手を取って手拭いで拭っていた佐助がこらえきれぬように笑って。

「そんな術、ありませんって」
「なら、どうしてさすけはあせをかいてなかったのだ?」
「あんまり汗をかけないんですよ」

そういう修行をしたから、と悪戯っぽく笑うのに、ならばやっぱり暑いのは暑いままではないかと大きく溜息をついて、膝から下ろされたものの飽きずに頭はその膝に預けたまま弁丸は暑い暑いと文句を言った。





幼少サイドだけで終わってしまった・・・orz
こっから大人主従サイドでイチャイチャさせるつもりだったのに。

暑さでうだりそうでも佐助にくっ付きたがる弁丸様を書きたかったわけです・・・もちろん幸村になっても同じことやりますよ。

・・・というのは、後日書きます・・・たぶん。

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