硯 箱 の 筆

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間に合わなかったけど

本日三つ目の日記(日付跨いでるけど)

なんだろう、風邪で書けなかった反動とかじゃないんですけど(笑)
せっかくアイスクリームの日だし、とちょっとがんばった。ちょっとね・・・orz

現代でアイスクリームの日。
甘味がなくていやーん><。

あと20分。
でも猛烈眠い・・・



で、更新しようとしたらエラーかかるって・・・
画面が一瞬固まったから、慌てて文字だけコピペ。
間に合った・・・よかった><

佐幸なさいませvv

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アイスクリームは魅惑の食べ物だ。

「そう思わんか?」
「・・・まったく思わないね・・・」

有名メーカーのカップアイスを嬉々としてスプーンで掬っている姿に佐助は溜息をつく。
去年は平日だったから、学校帰りにアイスクリームを食べに店に寄った。
今年は土曜日だからどうするかと思えば。

「さすがお館様、某の好みを覚えていてくださるとは・・・!」
「あとのことも考えて買い与えろって言いたいね、俺は」

朝早くからアイスの入った箱を抱えて猿飛家に急襲した幸村をいつものように迎え入れたものの、その箱の中には三十個ものアイスが詰め込まれていて、普段特に何かを入れてあるわけでもない佐助の家の冷凍庫はアイスでいっぱいだ。
しかもそれをすべて詰め込むために、凍らせてあった少しばかりの肉や魚を冷蔵庫に移動させる羽目になってしまって、今日一日の食事はメニューを組み立てるも何もない、冷蔵庫の掃除と化してしまった。

それでも入りきらない数個を向かい合って食べるという状況に、親ばかも大概にしろと幼馴染の保護者である信玄の微笑ましいのか傍迷惑なのかわからない行動に、悪態の一つもつきたいような気持ちは拭っても拭っても拭いきれぬまま。

「旦那。さすがに三つ目は許せないよ」
「むう」

十五種類が二つずつ入っているのに、まず大好物の抹茶を食べ、口を変えてチョコミントを食べ。
更に三つ目を食べようと立ち上がるのを佐助は制する。

「しかし今日は暑いほどの晴天だし、大丈夫だと思うのだが・・・」
「外で暴れて体が温まってるとかならともかく、まだ午前中でろくに動いてないだろう? 腹壊すに決まってる」

言いながら佐助は本当に幸村が腹を壊すなどと思ってはいない。
過去において、三つや四つで幸村がどうにかなった覚えなど終ぞない。
ただ、当たり前の常識として口うるさく言っているだけだ。
そしてそれを幸村は大人しく受け入れるから。

(俺さま、母親みたい・・・)

深く溜息をつきたくなるそれに、こっそり落ち込んで。
いつかこの状況は打破しなくてはと思うけど。

「ほら」
「ん」

やっぱり母鳥が雛に餌を与えるように、自分のアイスをその口元に運び食べさせるから。

「・・・コーヒー味は苦いな・・・」
「エスプレッソだからね。でも十分甘いよ」

はい、もう一口、と。
自分が一つを食べきらぬうちに二つを食べきったその口に、最後の一口を放り込んで。

「・・・・・・さすけ」
「だめ」

口の中で溶けていく魅惑の食べ物の虜になっている幸村が、諦めきれぬように呟くのに即答して。
しかしこれ以上ねだられたらうっかり許してしまいそうだと、さりげなく立ち上がりその手からスプーンを受け取り台所へ向かって。

冷えてしまった体を温めるためにと、そして口が寂しいと幸村が言い出す前にと佐助はコーヒー豆を取り出し、急いでドリップの準備をした。



アイスクリームの日。
間に合わなかったけど。

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