硯 箱 の 筆

筆の進むままに

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やっと手に入れた

ここいらは田舎なので、一度買い逃すと次がなかなか難しい。

注文しろってことですね、つまり!
というわけで、やっと欲しかったコミックスをゲットできてウハウハです。
注文してもよかったんだけどそのうち買えるだろうし、という考えがどうやら甘かったようで(笑)
本屋の店頭に、新刊なのに1冊しかないという事実から目を逸らしちゃダメですね・・・。
でもコミックスの表紙が折れてたんだもん・・・切ないじゃん・・・。

昨日は夜遅くまでお友達とスカイプでお話。
すごく久しぶりで、ちょっとドキドキしました(笑)
しかしどうにもこっちのPCの調子が悪くて、10分も話すと切れる、という事態が続き、正直泣きそうだったんですが、無理矢理頑張った!
だって、お話したかったし!
気合を入れてコイバナ聞きましたよ~vv

いや~、他人のコイバナ聞いてると思わず出るフレーズが「恋っていいねぇ!」なのは仕方ないですね。
でも向こうとこっちではそれをいう慶次の心境がまったく違ってて、それはちょっと深い考察でした。

慶次という人間は私にとってよくわからない人で、文章中にもあんまり出てこないんですが、これをきっかけに少し考えてみようかなぁ、とか。
毎日毎日幸村と佐助のことばっかり考えてるのも、いい加減おかしいんじゃないかって気がしてきたし!
本当に、何だこの主従! 毎日人の頭の中でいちゃつきやがって! と思います。
幸せ。 
いつも、どうやったらこの二人が幸せになれるかって考えます。
うっかり道を逸れて死んじゃうこととか考えたら、マジで泣けるっていう事態です。
とりあえず佐助が先、というのだけは譲れません・・・。

かき餅小話、やっと仕上がりました・・・orz
もうね、何が書きたかったか忘れてしまってる自分がいます・・・。
小話はあんまり練らないからさ・・・すぐ色々忘れる・・・

というわけで、なんかおかしい話じゃない?と思われるかと思いますが、よろしければオープンプリーズ。

うっかり日付が変わってしまってショック。
ううう。
寝ます。
佐幸なさいませ!

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節分が終わる頃になると、幸村のお八つにかき餅が出るようになる。
正月の餅の一部を小さく薄く切って干したものを油で揚げるのだが、おおよそ塩を振って出されるそれに、みたらし団子と同じ甘いたれがかかって出てくるようになったのはいつの頃からだったろうか。
さくさくと柔らかな歯ごたえに満遍なく甘いたれがかけられたそれは、もちろん幸村にとって否やの出るはずのない甘味で、たれかけゆえに手が汚れるからと箸が添えられているのを見て見ない振りで、幸村は指で一つを取って口に入れた。

「今日のは佐助が作っただろう?」
「・・・なんでわかるの?」
「たれの味とかきもちの揚げ具合だ。佐助が揚げたものは、中までさくさくしていてうまい」

たれは少しゆるくてよく染み込んでるし。
言いながら一つ二つと口に放り込み、さくさくと小気味よく音を立てているのを、佐助は行儀が悪いと嗜めその口元を手ぬぐいで拭う。
わざわざ箸を用意しているのにもかかわらず、直接手で食べているのにも何か言うべきだろうが、添えられた箸が使われたことは終ぞ無く、毎回ただの飾りと化している。
それでもいつか使ってくれるだろうと厨の者は根気良く出すのだが、佐助はきっと使われることはないだろうと踏んでいる。
幸村は作法を疎かにするほうではないが、こと八つに関してだけは我を貫いているのだ。

「毎年これが出る頃は梅が咲いているのだが、今年もどこかで咲いているであろうか」
「どうかなぁ。今年はまた雪が深いからね」

さすがに縁に出て食べることが出来るほど外は暖かくはないので、幸村の自室で火鉢を囲みつつの八つだ。
梅は咲いたか、桜はまだか、と詠うように呟くのも今時分の八つにつきものの一節で、佐助にしてみればこれを聞いて始めて梅が咲いているかどうかというのに意識が向く。

「佐助の作る菓子はどれも本当にうまいな」
「なぁに、いきなり。追加はないよ?」
「本当のことを言ったまでだ。・・・追加はないのか・・・」

器にこんもりと盛りつけたはずのかき餅も幸村の手にかかれば一瞬でなくなる。
指に付いたたれを舌で舐め取りながら呟き、佐助の手から湯飲みを受け取って啜る幸村の行儀の悪さに目を瞑って器を覗けばすでに底が見えていて、その健啖ぶりに呆れとも感嘆とも言えない息が漏れた。

「・・・ちゃんと噛んでる?」
「噛んでおる」

味あわねばもったいない、と真面目な顔をして言うのに同意の意味も込めて頷くが、それにしては減るのが早すぎると思うのは至極まっとうな意見だろう。
まがりなりにも餅米で、且つ油で揚げてある優に三人前はあったろうものを食べきるだけでもすごいのに、早さも尋常じゃない。
腹だけは壊してくれるなよ、と見ているだけでこちらの胸も腹も一杯になる姿を眺め、最後の一つをやはり手でつまむのを見て。

「佐助」
「・・・・・・どうして旦那はそんなに何でも食べさせたいわけ・・・」

当たり前のように口元に差し出すそれも、それから身を反らして逃げるのも、幸村の通す我と佐助の通す我だ。

「分け合えばさらにうまいからだ!」
「それを正面から否定する気はないけど、いい加減考え直すべきだとは思うよ」

主の手から直接食べさせられるなど、忍びの身であってはならないことだと思う自分が間違っているのではないかと思わされるほどに頻発するそれに加え、周りにいる誰もがそれを諌めないという事実も相まってそろそろ佐助も疲れてきている。
誰がこんな教育を施したのだろうかと思えば、幾人かいるはずの教育係で真っ先に浮かぶのがまず自分だという事実も胸を痛める。
(いやいや、絶対俺さまこんな教育してないって!)
自らで否定はするものの、どうにも説得力に欠ける。

「昔から佐助は同じようなことを言うておるが、何を考え直さねばならんのかわからん」
いい加減佐助もしつこいな、と付け加えられて。
「お前が俺を甘やかす間は、譲る気はないぞ?」

だから食べろ、と。無理矢理に口元に押し付けられるそれを、不承不承の仕方なく、うんざりとした表情までして見せて口に入れて。

「俺さま、旦那を甘やかしてるつもりはないけど」
「このかき餅が甘いのは、佐助が俺を甘やかしている甘さだ」

ずっと昔に甘いのがいいと言ってごねた弁丸に、甘い味付けを最初にしてみせたのは確かに佐助だけれど。

「そんな大昔のこと、もう無効だよ」
「躾は最初が肝心だと言うことだ」

ごちそうさま、と手を合わせて笑うその顔が。
だからお前が悪いのだと、そう言っているようで。

「・・・! あのねぇ・・・っ」
「佐助の作るかき餅が、昔から一番うまかった」

明日も甘いかき餅を作れ、と指を舐めながら言う幸村は、佐助が何を言おうとまったく聞く気はないのだと笑う。

それに佐助は脱力して。
過去の自分の教育方法が悪かったのかと、泣き崩れたい心境を抱えて。
それでも。

「旦那、指舐めないで」

そう言って手を取って手拭で汚れを拭うのは身に付いた習慣ともいうべき行動だから。

「・・・だから佐助は甘いのだ」
「もういい。わかった。───明日は塩味出すからね!」

もしやすると箸を使わずに食べるのも、こうやって自分が手を拭うからなのだろうかという事実に思い至って、佐助は過去の自分を抹殺したい衝動に駆られた。




何日もかけて書くと、論点がずれるといういい例ですね・・・orz

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