硯 箱 の 筆

筆の進むままに

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見惚れてたら書けないよ

海外ドラマを最近よく見るんですけど、朝~昼間は見れないので、どうしても夜。

しかし、これを見れるテレビは1階なので、PCに触れません。
でも見たい。
結果、PCに触る時間が遅くなることに。

・・・今日は8時から11時まで釘付け・・・orz
月曜日のラインナップを舐めてたよ、私。

以下、嬉しくない新カテゴリ。
狐な佐助。
しかも時間切れで途中まで。
短いですが(しかも続きをいつ書くの?ですが)いつかはキリのいいところまで書くと思うので、宇宙消滅まで待てるわ私v という奇特な方はオープンプリーズ。

寝ます。
佐幸なさいませ!

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ただいま、と引き戸の玄関ドアを開けると、おかえり、と声が返ってくる。
視線を向ければそこにはふわふわとした鮮やかに紅葉した椛のような色の毛並みを持った一匹の狐が、古い木製の下駄箱の上でだらりと寛いだ姿勢で寝転び、くわ、とあくびをしていた。

「・・・顎が外れないか?」
「おれさまけものよー? これぐらいではずれないー」

ぱくぱくと口は開くが、音と口の動きがまったく合ってなくて、どこから声を出しているのだろうといつも思うことを今も思う。
飼いだして───いや、一緒に住むようになって、だ───もう三年が過ぎたが、いまだに正体がよくわからない。
・・・本人曰く、千年生きてる妖狐、ということらしいが。

(尻尾も九本ある、と言ってはいるが・・・)

前足を枕に寝そべるその頭から背中までを手の平で撫でながら靴を脱いで玄関に上がる。
背の終わり、辿りついた先の尻尾はどう見ても一本だ。
ふわふわした毛で覆われたその太い尻尾を根元から指で作った輪に通していけば、太く見えても骨は細い尻尾が嫌がってくねくねと蛇のように暴れるが、結局いつでも尻尾の先が抜けるまで我慢している。

「相変わらずふわふわだな」
「旦那はこのしっぽ、すきだねー」
「気持ちいいからな」

もう一度尻尾を軽く握ってその温かさを堪能してから玄関のすぐ横の和室にカバンを放り込み、コートも脱いでカバンの横に放り投げる。
それを合図にしたように赤い毛玉が重さを感じさせずに肩に乗るのも既に習慣だ。

「こーとはかけたら?」
「面倒だ」

無精はダメだよ、と、舌の回りきらない子供のような幼い声が諭してくるけど、それもやっぱり習慣の一つでしかなく、効果はない。
首にくるりとマフラーのように絡まる毛玉が、呆れたように溜息をつくのがわかる。
顔のすぐ横で息を吐かれても、本当の獣が臭わせる生臭さは感じられない。この狐は肉どころか、ほとんど食物を採らないからだ。

「佐助は口うるさいな」
「旦那がものぐさなのー。しゅくだい、でた?」
「お前にものぐさと言われてもな・・・」

肩に乗せたまま洗面所に向かい学ランのボタンを外しだせば肩から降りて。
白い陶器でできた洗面台の縁に立ち、軽く押せば水が出る蛇口を鼻先で押してくれる。
古い家だが自分がここに住むと決まったときに水周りだけは最新式にリフォームしたから、風呂も洗面所も佐助でも簡単に操作が出来る。

「ゆわかしのすいっち、いれたっけ?」
「手を洗うぐらい、水で十分だ」

次はタオルを口に銜えて二本足で伸び上がって目の前まで持ち上げて待っている。
本当に気が回るというか、まめまめしい性格としか言いようのない狐だ。
(ただの狐でいいのに)
顔を洗い手を洗い、タオルを受け取って。
帰って来たときに出迎えてくれる、ただそれだけでいいのにと、どう観察しても犬や猫とは違う怪しいばかりの生き物の扱いに、まだ自分は戸惑っている。
一人で暮らす家に会話が出来る相手がいるということは本当に幸せなことなのだけど。
それが人ではなく犬猫でもない、狐な上に妖怪だというのに戸惑いながらも、佐助がいるという事実に慣れてしまっている自分がいる。

溜息を吐きつつ台所に向かう赤い狐の姿を目で追って。

「・・・きつねうどんが食べたくなってきたな・・・」

佐助───あかいきつね、だ───を見るとつい連想してしまう某有名カップ麺を思い浮かべて。
今日の夕飯はうどんにしようと、ぎりぎり床に付かない位置で揺れている尻尾を踏まないようその後姿について歩いた。




ものっそい途中。
しかも、まだ家の中に入ったところまでだし。
・・・これはこのペースでぼちぼち書きます。
狐佐助と高校2年生幸村。
一応二人暮らし。
力いっぱい 佐助→幸村 になる予定。

うん。自分的に、昨日のとんでもないのよりまし。

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