硯 箱 の 筆

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ふたっつめ! 日付変わったけどorz

ちまちま書きながらテレビ見れた。

ハ/ガ/レ/ンのCMとバサラのCMとを立て続けに。
ちょっぴり嬉しいvv

そして、初めてリアルで黒/執/事とキ/ャ/シ/ャ/ー/ン見てます。
え!? キ/ャ/シ/ャ/ー/ンってこんなんだったっけ??
ちゃんと頭から見ないとダメですか・・・。

小話、一応書きあがりました!
書きたかった方向とは若干違うのはいつものことさ・・・orz

んと、年の差の二人です。
ひな祭り、お片付け終わった編(笑)
どこをどう見回しても、雛人形出してる家はここしかなかった・・・。

寝ます。
佐幸なさいませvv

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食後のおやつ用に雛段に飾ってあった菓子をもらってきた、と言って幸村が佐助に差し出したのは、”雛ボウロ”とレトロな文字で描かれたピンク色の袋菓子だった。

「ぼうろ? 懐かしいな」
「昔からあると母上も言っておられた。好物だからと、毎年たくさん雛壇に供えてある」

佐助も食べろ、とざらざら音を立てて皿に盛るのに佐助は軽く手を振って辞退を示し、代わりに皿ごと取り上げて一つを幸村の口元に持っていく。
それに不満げな表情を隠さず、それでも口を開けるのを見て放り込めばしゃくりと軽い音を立てて噛み、飲み込んだ。

「お雛様は毎年飾ってるの?」
「うむ。母上が父上と結婚するときに買ってもらったのだと言って、二月に入れば和室に飾るのだ。夫婦雛だけだが、内裏だけでも両手で持たねばならぬほどの大きさでとても綺麗だぞ」

食後のおやつは居間の絨毯に座って食べることが多く、今回も足を崩して座りトレイに菓子と飲み物───今回はほうじ茶だ───を乗せ寛いでいる。
いつもは佐助の仕事が詰まっていることが多いから幸村一人だが、今日は珍しく余裕があるというので二人揃ってのおやつだ。
大したことではなくとも隣り合って座れるのが嬉しく、幸村の機嫌は上々だ。もちろん佐助もご機嫌で、ゆったりとしたペースを保ってぼうろを幸村の口に入れている。

「佐助も食べればいいのに」
「いや、これけっこう甘いんじゃなかったっけ」

ぼうろ以外にもピンク色のチョコでコーティングされたものも入っているのに、最近の菓子はカラフルだなと、それをつまんで幸村の口に入れる。
ぼうろよりも小気味よく高い音を立て、それでもいつもの通り、美味しそうに幸せそうに食べる表情は同じで、何を食べているのであれ佐助に幸せな心地を提供し相好を崩させる事実には変わりない。

「イチゴ味だ」
「・・・さらに甘そうだね・・・」

幸村が嬉しそうにそう呟くのに、同じものをもう一つ探しその口に入れる。そうしてしゃくりと音を立てるのを聞いて、佐助は悪戯ついでの味見だと、その体を引き寄せ口付けた。

「・・・うわ、甘い・・・」
「・・・!」

軽く口内を一舐めし、浮いた舌を絡めて甘噛みをして。最後に唇も一舐めすれば、幸村は真っ赤になるだけで言葉もない。
横倒しに引き倒して膝に乗せた、見下ろす視線の先のその真っ赤な照れ顔の可愛らしさに、ついもう一度と思ってしまうのは仕方ない。
今度は軽く触れるだけ、と腕力だけで背中を支えて持ち上げ、擦り合わせるように唇を合わせた。

「こっちの方が俺さまはうまいと思うよ」
「・・・ばかもの」

佐助が引き寄せれば、耳まで真っ赤に染めながらでも逆らわずに幸村は腕を首に回す。
そうして甘い菓子よりも佐助の唇をねだるけれど、これ以上は自制心が崩壊するからね、とその赤くなった耳に囁いて頬に口付けて。

「・・・・・・・・・・・・」
「そんな顔しないでよ」

もちろん幸村は不満たっぷりだ。いつでも口付けて煽っておきながら、最終的には我慢させられる。
それは確かに明日が平日である以上仕方ないと思わないでもないが、毎日のように顔を合わせていてもたまにしか触れ合えず、その”たま”の触れ合いですらキスまでが精々なのが続いている。
”仕方ない”───なんと忌々しい言葉かと幸村は溜息をつき、それこそ仕方なくその膝から身を起こした。

「えーと。もうお雛様は片付けたの?」
「毎年四日の朝に父上と母上とで片付けている。この時期以外は二階の物置に置いてあるから、母上では持って上がれないし危ないから」

幸村の拗ねた気分を慮って会話を雛人形に戻すのに、幸村もそれ以上は我が侭になれずに返事をする。自分が我慢している以上に佐助も我慢しているのがわかっているからだ。

「大事にしてるんだね」
「一点物で二つとない品だそうだぞ。うちには娘はいないから、俺か兄上かが結婚して相手が持ってこないならぜひ受け継いで欲しいと言っていた」
「───それは・・・まあ、雛人形は代々受け継ぐ性質のものだもんね・・・」

内容の際どさに佐助の口が重くなる。
兄か幸村か。軽く言われたその選択を幸村も承知なのだろうかと思えば、少しばかり肝が冷える。

「佐助は雛人形は持っていないよな?」
「? そりゃ、俺さまは男だし。ちなみに鯉のぼりと鎧兜も持ってないよ」
「雛人形を持っていなければいいのだ」
「ああ、そう・・・?」

佐助の答えに幸村が満足気に微笑むのに、なんでそんな質問? と問えば、必要なことだろう、と返事が返ってきて佐助は頭をひねる。
けれど、とりあえず幸村の不機嫌は上を向いたかどこかに行ったようなので、深くは追求しないことにする。
質問内容の正否よりも、幸村の機嫌の方が佐助にとって重要だ。

「旦那、続き食べる?」
「食べる」

返事と共に開いた幸村の口に一つを入れて。
満足気に笑うその顔を見て佐助も口元を緩める。

───その幸村の笑顔の下で。
真田家の雛人形は佐助に継いでもらおうと幸村が考えていることを佐助は知らない。






佐助は嫁で。

・・・よく考えれば今頃は試験ですね、学生は。(年の差CPは試験期間中出入り禁止)
しまったと思ったけど、まあ・・・うん。気にしない方向で。

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あんまり呟かないけど生存確認ぐらいにはなるはず。

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