硯 箱 の 筆

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なんていうか、妄想ネタありがとう

昨夜、後ろの主人から(私のPCは主人のPCと向かい合わせに並んでるので)メールが来ました。

「パパね、眠くなってきたよ
いっしょにねようよ」

本文そのままコピー。
なんだこのかわいいいきもの。

読んだ瞬間爆笑してしまって拗ねさせたのですが、まだ10時過ぎたぐらいでこれから日記書こうというタイミングだったにもかかわらず、可愛かったので寝ました。
わざわざ私がメールチェックしてる時に送って来るんだもんさ。
可愛いじゃないか。

ってことで、今は妄想に使われる、と。
うちの主人は、私の主人になったがためにいらぬ恥をかかされてる(しかも知らないところで)と思います。
ごめん。でもこれも運命と思って諦めてもらおうと思います。

で、妄想です。
アイテム(?)がメールですから、もちろん現代。
しかし学園主従の幸村は割と普通に甘えちゃうので(回りくどくメールなどせずに「佐助、眠い」と訴えた挙句に腕を引っ張ってベッドまで行って佐助を枕にする、ぐらいはやってしまう。しかし佐助がまだ用事が済んでないんだけど、と言えば、まだかなまだかなーと終わるのを待ったりする。待たれてるほうはかなりなプレッシャーなんだけど、またそれが可愛いものだからもだもだと悶える羽目にもなる最強キャラクター)ここは一発、以前にちょこっと妄想した「プログラマーな佐助と高校生ぐらいの幸村」で。
(さてどんなだったかなーと読み返すために自分の日記内を探し回る羽目になった・・・orz 8/31でした ───しかもイタイ妄想に打撃を食らってしばらく沈黙)

以下、妄想を小話で書こうと決めて書き始めたら収拾がつかなくなって、よく考えたら小話だからログ収納じゃん、どうすんの私!? と思いつつ、まあ、いっか、と言う結論にもつれ込んだ挙句、長くなってオチが見つからず、それでもなんか書き終わったかな? という、パラレルもいい加減楽しいんだけど主従のこと忘れてないか私ーという気分になった小話。

言い訳は山のようにあるけど、もうそれを書くのも見苦しすぎてどうでもよくなりました・・・orz
妄想は妄想で終わらせておけば、思うように書けたのにね☆ 馬鹿な私。
(つまり話はそれているとかいう、そんな)


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カシカシカシャン、と不規則なリズムでキーボードの軽い音が響くのをもう何時間聞いているだろうか。
幸村は一心に仕事に打ち込む佐助の背中を、その音がしている間中ずっと見ているだけだ。

(つまらぬ・・・)

佐助の仕事はプログラマーというやつで、しかも結構腕がいいのか売れてるのか幸村に判断はつかないが、仕事はひっきりなしにやってきていて。
週のほとんどを食事の世話で訪れているが、いつでもパソコンの前に座ってその背を丸めてキーを打っている。

そして幸村は、その背中に声を掛け拳を投げ、首を締め上げるまでしながら食事をさせて。
その度に「旦那ってば乱暴」と言って笑う、その顔が好きで。
その乱暴な仕草を”幸村限定”で怒らない優しさを好きになって。
モノにした───という言い方は大変に語弊がある気がするが、間違いではない───のは、もう結構な昔だ。

しかし。

一向に二人の関係は改善されぬまま、佐助は仕事でパソコンの前にいて、幸村はまだ高校生で、ただ食事をさせるためのキッチンタイマーでしかない。
そしてキッチンタイマーの仕事はとうに終わって、週末だからを理由に泊り込んではみたものの、振り向いてはくれぬ背中に溜息をつきつつ、雑誌を読んで暇を潰して。

もちろん佐助は、ろくに相手もしてやれないだろうから帰ったほうがいいと言ってくれたし、事実そうなっているという事に、文句を言えた義理でもないのだけど。
ちらりと見るクラシックな時計の針は、もう真上に行儀よく並んでいた時間を更に一周して少し斜めに並んでいる。
普段あまり夜更かしをしない幸村としては過分に遅い時間で、雑誌を読みながらうとうとと舟をこいだ数など、数えるのも馬鹿らしいほどだ。
それでも、ただその背中を眺めているだけでも側にいないよりマシ、なほどに心奪われてしまっているのだから始末に負えない。

溜息を一つついて、ソファの肘掛に背を預けたまま幸村はキーの音を聞く。
不規則ながら止まる様子のない音に、このまま徹夜になるだろうなと見切りをつけて諦める。
これ以上待っていたとて、佐助の目がこちらを向く事など、きっとない。
だけどせめて、と。

顔を見ておやすみと言いたい。
許されるなら、ちょっと抱きしめてほしい。
それも許してくれたなら、軽いキスだけでもしてほしい。
でもそこまで許してくれるなら・・・───

そこまでを考えて、ぶわっと顔が熱くなるのに頭を振って。
何を破廉恥なことを考えているのか、と戒めてみても熱くなった顔からは熱が引かず、止まることのない”続き”を思い出してはどんどんと体が熱くなっていく。

(俺はいつからこんなに破廉恥になったのだ・・・っ)

答えなどわかりきった問答をして、一人ぐるぐる考えて暴れてみても、元凶は知らぬ顔で仕事をしている。
・・・なんだか不公平だ、と。
そう思ったとしても、きっと誰も自分を責めないと思う。
思うから。

(・・・悪戯では、ない・・・つもりだが・・・)

ほんのちょっと、こっちを向いてほしいのだと、それだけを伝えたくて携帯を開いて。
直接言えばいいのだろうけど、ある種隙のない、真面目に仕事をしているその背中に掛ける言葉を幸村は持っていなくて。

(メールなら・・・手が空いたら読むだろうし)

別に読まれなくてもいい。
と言うか、これは読まれたらけっこう恥ずかしいんじゃないだろうか。
文字を入力するという慣れない作業に、まみむめも、といちいち数を数えるようにしながら、短い文を打ち込んで、何度か読み返して。
あとは送信するだけ、という段階になって、もう一度肩越しに佐助の背中を見る。

よく考えれば、佐助が今携帯を持っているかどうかも知らない。きっとマナーモードのままだろうから、カバンにでも入っていたら、きっと気付かないだろう。
気付かれないまま朝になって、改めて内容の真意を問われたら恥ずかしいどころの騒ぎではないが、それならそれで仕事の邪魔をしたことにもならないから、それもありだなと少し前向きな答えを導き出し、ぎゅっと力を込めてボタンを押した。




「・・・・・・」

メールというのはタイムラグがある。
だから、メールを送信してから五十を数えた。
しかしなんのリアクションもないのに、やはり携帯はカバンの中でメールが来たことに気付かれなかったのかと、安心したような落胆したような微妙な気分を抱えて立ち上がる。
もう今日はこのまま黙って寝て、起きてから朝食を食べさせる努力をしようと振り返って。
椅子に腰掛けたまま、キーボードに突っ伏すようにして震えている佐助の姿が目に入る。

「佐助!?」

もしや気分でも悪くなったのか!? と、普段の不摂生もさながら、寝不足に運動不足に、他にも色々足りてないことが多すぎて、いきなり倒れる確率もけして低くないその体調を心配すれば。
佐助は、携帯のメールの画面を開いて握り締めたまま、声を殺して笑っていた。

「・・・~~~~~~~っ! この、バカモノ!」
「・・・あ、あーごめん、旦那! ごめんって、怒らないで」

くすくすと笑うことをやめないまま、逃げるように背を向けた幸村の腰に慌てて腕を回して佐助が引き止める。
片腕で軽く抱え込めてしまう体を逃がさないようにしながら、空いた片手でキーを幾つか打ち込んで。
はい、おしまい、とエンターキーを押せば、ざらざらと画面に文字が流れていく。

「・・・まだ仕事があるのであろう・・・っ」
「プログラム流してるだけだから、しばらく暇だよ」

大変お待たせいたしました、と正面に向き直って視線を合わせて。
真っ赤なままの幸村の顔を見て、ぶ、と我慢出来ずに吹き出せば、尚更に赤くなって視線までが剣呑になり、腕から逃れようと暴れるのを宥める羽目になる。

「・・・俺は、もう、寝る。・・・離せ!」
「何言ってんの。一緒に寝ようって誘ってくれたの、旦那じゃん」

すっごい嬉しい。そういう佐助の顔は、デレデレと甘いばかりの蕩けきった顔で。
頬をすりすりと寄せられ、軽く抱き上げられて運ばれてしまうのに、恥ずかしさと嬉しさとで身動きも出来ず、幸村もされるまま運ばれてしまう。

「佐助も・・・もう、寝るのか?」
「仮眠程度・・・かな。アレのバグ探しが終われば一応終わりだし。二、三時間なら寝られるけど」

意味深に言葉を止めて、倒れこむようにベッドになだれ込んで。

「『一緒に寝よう』っていうのは、本当にただ『寝る』だけなのかな・・・?」

押し倒した体に、被さるようにして覗き込んで唇を触れ合わせて。
眠気と欲情で潤む瞳をキラキラさせているのに見惚れながら、その頬に鼻先にと続けて唇を触れさせていく。

「そ、れは・・・その・・・」

対する幸村はしどろもどろに詰まるように言葉を並べるけれど、正直な心情を吐露することなど出来ずにうろうろと視線を彷徨わせて、佐助からの愛撫を受けてゆっくりと体の熱を上げていく。

「もう、眠い?」
「・・・眠い、が・・・」
「じゃあ、旦那が寝るまで、俺様に付き合って?」

そう言うと同時に、パジャマの下の素肌に直接冷たい手の平を這わせて、その冷たさに震える肌をくすぐるように撫で下ろして。

「・・・旦那ってあったかーい・・・」
「佐助は冷えすぎだ。なぜそんなに冷たいのだ」
「ずっと座ってキー打つだけだからねぇ。冷えるんだよ」
「・・・なら、佐助が暖まるまで、付き合う・・・」
「んん? 旦那、やさしー・・・」

くすくすと幸せそうに漏らす笑みに釣られるように笑って。
自分から唇を合わせるようにして腕を首に回して顔を寄せてくるのに、我慢出来ずに食いついて。

「このところご無沙汰だったから・・・加減、難しいんだけど」
「そのようなこと、こちらとて、同じだ」

急く手つきで幸村を脱がしに掛かるのに、二人しての苦笑は禁じえなく。

「佐助は、もう少し仕事を控えたほうがいいと思うぞ?」
「だよねぇ。俺様も働きすぎって思うよ」

お陰で可愛い恋人に構う暇もありゃしない、と本音で愚痴る言葉には、幸村はただ頬を染めるばかりで、言葉もなかった。



全然逸れまくって、違う話が出来た感じ満載。

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