硯 箱 の 筆

筆の進むままに

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指切った。

我ながら、器用な切り方で左親指の先を。ざっくりと抉り取り。

まあ左だし、と思ったらこの指は携帯の文字を押す指でした。
しまった。携帯打てない。

右だととんでもなくドンくさいので、それならいっそPCのが早いよ。
つーことで、お友達にPCから返事を返しました。
他にも結構出来ないことあって、しまった感モリモリです。
2~3日は仕方ないかな・・・ブゥ。




「たまには某にも何かさせてくれ」
「何かって・・・何?」
「梨の皮をむいてやる」
「・・・えええ~~~」

たとえばいつかの昼下がり。時間は昼も回ってそろそろ小腹が空いてきました。
佐助は台所で晩ご飯の仕度。忙しそうです。

「丸かじりするんだろ? 洗って皮ぐらい剥いたげるよ」
「佐助に食べさせてやりたいのだ」

もちろん自分も食べますが、忙しい佐助も、きっとお腹が空いているに違いないと勝手に決め付けてます。
佐助としてはあんまり刃物を持たせたくないのですが、いつまでも子供扱いも出来ません。

「じゃあ・・・よろしく」
「うむ! きれいに剥いて見せるぞ!」

はりきってます。
怖いです。お願いだから、落ち着いてくださいと祈りたい心境です。

そうして皿とペティナイフ、まるっと大きい梨の実が一つ。
テーブルに新聞を広げて、濡れタオルまで万全です。
幸村は勇んで皮を剥き始めます。

ジョリジョリショリショリ・・・ゾリ。
ジジジジジジ・・・・・・ジョリ。
ジャコジャコ・・・・・・ジャコン。  ←皮むきの音としてありえない

───どうにかこうにか皮を剥きました。

「どうだ、佐助!」
「あー・・・怪我がなかったらいいけど」

新聞の上には分厚く剥かれた梨の皮がもりっと。

「梨は大名に剥かせろってね・・・」
「なんだそれは?」
「昔そういう風に言ったんだよ・・・」




今では聞かないですが(しかもなんか間違ってるらしいです、これ)昔はこう言ったんですよ。
”梨は皮の周りがおいしくないから、不器用な大名に剥かせれば皮を分厚く剥くからちょうどいい”
というような意味で使ったらしいです。
でも今は皮の側がおいしくて、栄養もあるから薄く剥いたほうがいいそうです。

で、きっとこのあと、佐助に食べさせようと八つ割にして、その時に指を切るんだな・・・
(ええ、まさに私がそうしたように! いてーよ!)

「ちょ・・・っ 大丈夫!?」
「少しだけだ・・・しかし梨が赤くなってしまった・・・」

血まみれ梨。佐助は食べるだろうけど。

「あーもー、ほら、どこ?」
「親指・・・」
「器用だねぇ・・・」

言いながらぱくりと。消毒を兼ねて指を舐めます。

「んー、甘い」
「梨の汁か?」
「旦那の指が。なんてね」
「は・・・っ 破廉恥でござる・・・っ!」

・・・ちょっと頭沸いてるかな・・・うちの佐助がこんなこと言えるとは思えないですね。
指が痛いので寝ます。

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