硯 箱 の 筆

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パフェの日ですって。

ずーっと昔に、野球で初めてパーフェクト試合があった日だそうです。

この記念日を作ったのはきっと関西人。
パーフェクト試合記念の「パーフェクト」から「パフェ」を連想して記念日にしちゃうってすごすぎる。

今日は実は友人が遊びに来てます。
只今横でバサラ同人誌読みふけり。
ゲームをした限りでは瀬戸内に転びかけ、同人は幸佐を読んでいる。
佐幸の入る隙がない!

そして今ハマッてるのは? という質問に、
「逆○裁判」 ←伏字に意味が・・・?
と答えられてしまったので、彼女をこっちに誘うのは諦めました。
ミツ○ギさんという方が好きなんだそうです。
話を聞く限り、佐助にも幸村にも当てはまらないし、意志の固い人だから無理そう。

でもずっと佐幸の話を聞いてくれました。
同じぐらい逆裁の話も聞きました。

私が転びそうです。
くわばらくわばら。 拍手する拍手する

ぷるぷると揺れる濃いクリーム色のプリンの上にはたっぷりのカラメルソース。
その上にはこんもりと丸くきれいに山になった生クリームと生のさくらんぼが一つ。
プリンの裾にももちろん生クリームは飾ってあって、バナナと桃とキウイとマンゴーがたっぷりのバニラアイスと共に飾ってある。
その隅にアーモンドスライスを散らしたキャラメル色の薄いクッキーが二枚差してあって、横に長いガラス製の器の中のもののその色艶、盛られた飾りに、幸村の目はいつもの倍は軽く開き、瞬きも忘れ魅入ってキラキラと輝いた。

食後のデザートだよ、といつものように軽く差し出されたものに手を出せずに数瞬。
思わずプリン───いや、これは既にパフェだとかプリンアラモードだとかに分類されるであろうか───と佐助の顔を何度も往復して、最後は少し持ち手の長いスプーンを差し出す佐助の顔で視線を止める。

「・・・今日は何かの祝いの日であったでござろうか」
「何かのお祝いの日じゃないとパフェは食べない気? たまたまだよ、たまたま」

苦笑混じりに言うのを聞きながらスプーンを受け取る。
たまたまでこんな豪勢なものが出来るであろうか。
しかし今日は特別祝わなければならないこともなかったはずだし、何かがあったとは聞いていない・・・はずだ。

キラキラした表情のまま、難しく何かを考え込んでいる幸村に思わず苦笑がもれる。
こういう反応が来るだろうことはある程度予想はしていたが、その予想の範囲を越えて喜び驚いてくれるのがくすぐったく、ふんわりとした感情が佐助の胸に暖かく満ちる。

「・・・何もそんな難しい顔しなくても」
「う・・・いや、しかし・・・何か、理由とか・・・?」
「りゆう」

自分用のコーヒーカップを片手に、佐助は幸村の正面に座り手の動きで食べるように促す。
それにはちゃんと手をあわせるのだが、いざスプーンを持ってプリンに向かえば幸村の手は止まる。

食べる物を前に手が止まるなど珍しい。
静かにコーヒーを啜ってのんびりと眺めて。

「アイス、溶けるよ?」
「うむ。しかし、どこから手をつければいいのかわからん」

この皿に盛られた物は、すべてが幸村の好物といっていいシロモノだ。
濃い卵で作られたカラメルソースたっぷりのプリン、バニラアイスに生クリーム。
とりどりのフルーツ。

「やはり何かの記念か!?」
「や、ホントにそーゆーんじゃなくてね」

少し照れたような佐助の笑顔と、ひらひらと眼前で振られる手と。
その手が何かを指差すように空中を舞ってから、あらぬほうを向いてぴたりと止まった。

「うん、まあ───たまには旦那を喜ばせてみようか、とか、ちょっと思っただけ」
「・・・え?」
「いつもさ、こっちは普通に作ってるモンを旦那は喜ぶじゃない? それがいやって言うんじゃなくて、たまにはこっちが意図して喜ばせたいなーって思った次第デス」
これ以上は言わせないでよね。

そう言って少しずつ赤くなっていく顔のその視線が、顔ごとゆっくりと横に逸らされていくのを幸村は見て、そのまま自分も顔が熱くなっていくのを自覚した。
佐助の持つコーヒーカップは表情を隠すように口元に添えられていて、前歯で軽く縁を齧っているのが見える。
行儀が悪いと怒る仕草を佐助がしている姿を見るのも初めてかもしれない。

「・・・あ、ありがとう・・・」
「・・・改めて礼なんか言われると、照れるからやめて」
「そ、そうか。しかし、うむ、礼は言わねばな!」
「や、いつもどおりでけっこうですから」
だから早く食べちゃって。早口になって手を振りながら言い捨てるのをこれ以上はない、幸せな心地で聞いて。

「これはきっといつも以上にうまいであろうな!」
「いつもと同じ! 味は一緒! だから早く食べなさいっての!」
 
ようやっと合った視線の、その戸惑い照れる様は見ようと思って見られるものではなく、また見るのは初めてのものだ。
幸せに、きゅうと心臓を絞られる錯覚を覚えながら、まずはプリンを一口。
滑らかに溶ける舌触りの、いつも佐助が作ってくれるプリンだ。

「さすけ」
「なに」
「うまいぞ」
「・・・そ。ありがと」
「今日は佐助がプリンパフェを作ってくれた記念日にしよう!」
「くだらない記念日を増やさない!」

やっぱり嬉しそうにそう言って笑ってくれるのに、照れも戸惑いも何もかもが包まれてしまう。
少しは喜こばそうという気はいつも佐助の中にある。
けれど、いつもいつも、こちらが思う以上に出てくるものに喜び感謝して、目一杯の笑顔をくれるから。
その笑顔を当たり前のように受け取ってしまって、それが与えられる幸福のありがたさを忘れてしまってやしないかと、そう思う気持ちがさせた今回の行動なのだが。

「やはり佐助も一口食わねば!」
「それは全部旦那が食べなさい」
「責任放棄であるぞ、佐助」
「一体何の責任よ・・・」

───食後の他愛無い会話の、その、幸福。





パフェの日ー。
不発な感じになった・・・。
ていうか、なんか文がおかしいんだけど!
うええええええ・・・うまく修正できないです・・・(涙)

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